一言で股関節の痛みと言っても、さまざまなタイプの痛みがあります。例えば、
・動かすたびに鋭い痛みに襲われる
・歩いたり、体重を掛けた時だけ痛む
・痛いというより、常に重だるい感じがする
・股関節が不安定で、抜ける感じがする時がある
・常に痛みを感じ、安静にしていても痛む
・あぐらをかくと痛む
これらの痛みの原因は、筋肉や関節、骨の問題によるものの他に、内臓疾患から来るものや、腫瘍、癌、等によるものまで広範囲に渡ります。
大まかな判断方法として、怪我以外の場合で、安静にしていると痛みが和らいだり、特定の姿勢や動作で痛み方が変化する場合は、筋肉や関節の問題である場合が多いです。
又、温めて楽になるのであれば、筋肉の疲労が原因の可能性が高いです。
反対に、どんな姿勢を取っても痛みが変わらず、安静にしていても辛い場合は、骨の異常、内臓等の病気が原因(股関節の痛みと関連の深い主な内臓は腎臓と婦人科系です)の可能性がありますので、一度、病院を受診することをお勧めします。
まずは、骨の状態を調べるため、整形外科を受診し、それでも原因が特定できない場合は内科を受診してみて下さい。
病院での検査の結果、問題が見つからない場合、あるいは治療を受けても改善が見られない場合は、一度当院へお越しになってみて下さい。
股関節の痛みが起こる筋骨格系の原因は血行不良です。
過剰な運動によって筋肉を酷使し続ければ、柔軟性が徐々に落ちて来て硬くなり、血管が締め付けられるので、血行が悪くなります。
反対に、同じ姿勢を長時間続けていても、姿勢維持に使われる筋肉が疲労して血行が悪くなります。
又、骨盤の歪みや、関節を動かす筋肉のバランスが悪い場合(一方が過度に緊張している、あるいは弛緩している)は、股関節に負荷がかかり、動かし続けると違和感を感じ、やがて痛みが発生します。
血行不良によって十分な酸素が得られない状態で筋肉を使い続けると、ダルさ、重さ、違和感、等を感じ始め、次第に痛みに変わります。
まずは、痛みを感じている筋肉を緩めて血流を回復させます。
上図の様に、股関節にはたくさんの筋肉が付いていますので、痛みを発生させている筋肉を丁寧に探し出し、痛みのない方法を使ってゆっくりと緩めていきます。
次に、疲労を起こした原因(関節周辺の筋バランスの悪さや、骨格の歪み、姿勢の悪さ、等)を探し、それを修正することで、再発を防ぎます。
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